引っ越しでSwitchBotを移設する手順:Wi-Fi変更・ハブ再設定・オートメーションの引き継ぎ

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引っ越しが決まると、SwitchBot の機器をどう持っていくかで迷います。アプリから全部削除して新居で登録し直すべきか、そのまま運べば動くのか。
先に結論です。私なら、アプリからデバイスを削除せず、新居ではハブの Wi-Fi だけ入れ直す方法を選びます。登録したリモコンやオートメーションをなるべく残したまま移せるからです。手順は次の順番が無駄がないと考えています。
- 旧居を出る前:オートメーションの中身をスクショで控え、新居の Wi-Fi 情報(2.4GHz 帯)を確認する
- 新居に着いたら:ハブの Wi-Fi を入れ直す。ダメならリセットして追加し直す
- つないだあと:ロックとカーテンを校正し直し、入れ替わった家電のリモコンを登録し直す
- 最後に:位置情報や時刻を条件にしたオートメーションを新居に合わせて直す
旧居でやること:削除する前に「控える」
片付けのついでに、アプリからデバイスを全部削除してしまう人もいます。ただ、削除すると、そのデバイスを使っていたシーンやオートメーションも組み直しになり、手間が増えます。登録は残したまま運ぶほうが楽です。
出る前にやっておくのは次の4つです。
- オートメーションとシーンをスクショで控える。条件(時刻・温度・位置)、動かす機器、有効な時間帯まで画面ごと残します
- 新居の Wi-Fi の SSID とパスワードを確認する。SwitchBot のハブは 2.4GHz 帯にしか対応していないとされています。SSID が帯域ごとに分かれているなら、2.4GHz 側(末尾に「-g」「-2G」などが付くことが多い)を控えます
- ロックやセンサーを剥がす。両面テープは強力なので、ドライヤーで温めてから薄いヘラを差し込むやり方がよく紹介されています。プラスチック製のスクレーパーなら扉や壁を傷つけにくいです。詳しくは退去時の両面テープ跡の記事にまとめています
- 電池式の機器は電池を抜いて梱包する。運ぶ途中でボタンが押されて動き出すのを防ぎます
新居でハブの Wi-Fi を入れ直す
新居ではまずハブだけをつなぎます。ボットやセンサーなど Bluetooth で動く機器は、ハブを経由してクラウドにつながるからです。
ハブ2やハブミニでは、アプリでハブを開き、右上の歯車から「Wi-Fi 設定」を選び、編集から新しい SSID とパスワードを入れる手順が公式ヘルプで案内されています。ハブ3 など他の機種も考え方は同じですが、メニューの名前や位置はアプリの版で変わることがあります。
うまくいかないときは、次の順で試します。
- ルーターの 2.4GHz 帯が有効かを確かめる。詳しくはWi-Fi の2.4GHz帯の記事を見てください
- パスワードを手入力し直す。コピーで貼ると末尾に空白が入ることがあります
- ハブをリセットして追加し直す。ハブミニの公式ヘルプでは、リセットしても登録済みの赤外線リモコンやシーン・オートメーションは消えないとされています
新しいルーターに旧居と同じ SSID とパスワードを設定する手もあります。一般に、Wi-Fi 機器は同じ名前とパスワードのネットワークを見つけるとつながり直すとされています。ただ、帯域や暗号化方式が違うとつながらないこともあるので、その場合は上の手順に戻ります。
機器ごとの「つけ直し」と校正
ハブがオンラインになったら、機器を順に戻していきます。
| 機器 | 新居でやること |
|---|---|
| ボット | 貼る位置を合わせ、押したときにスイッチが入るか試す |
| ロック | 新しい扉に取り付け、校正をやり直す |
| カーテン | レールに付け直し、開閉位置を設定し直す |
| 温湿度計・センサー | ハブから離れすぎていないか確認する |
| 見守りカメラ | Wi-Fi を入れ直す。機種によってはリセットして追加し直す |
| 赤外線リモコン | 家電が替わったものは登録し直す |
ロックは、取り付け位置がサムターンの中心からずれると、回し切れずに止まる原因になります。取り付けたら、アプリの校正(ドアを閉めた状態で施錠・解錠の位置を覚えさせる手順)をやり直します。設定の全体はロック Pro の記事で触れています。カーテン3 はレールの形が合うかが先なので、レールの測り方の記事で事前に確認してください。
見落としやすいのが赤外線リモコンです。賃貸ではエアコンが備え付けのことが多く、引っ越すとメーカーや型番が替わります。旧居のエアコンとして登録したリモコンは、新居のエアコンには効かないことがあります。登録し直したら、古いリモコンを使っていたオートメーションの動作先も差し替えます。
間取りが変わって、ハブから家電が見えない部屋ができることもあります。その場合は、2台目に SwitchBot ハブミニ(Matter対応)を置く手があります。登録済みのリモコンは、リモコンの設定画面から使うハブを切り替えたり、別のハブに複製したりできるとされています。
オートメーションを新居に合わせて直す
最後にオートメーションです。旧居で控えたスクショと見比べながら、次の3点を直します。
- 位置情報の条件:「家を出たら」「家に近づいたら」は、旧居の地点を中心に範囲を決めています。条件を開いて中心を新居に置き直します。Alexa の定型アクションで位置情報を使っている場合も同じです(Alexa の位置情報トリガーの記事)
- 日の出・日の入り:時刻は地域で変わります。遠くに引っ越した場合は、トリガーの時刻が新居の場所で計算されているか確認します
- 温度・湿度のしきい値:建物が変わると部屋の暑さ寒さも変わります。「28℃で冷房」のような数字は、新居で1週間ほど様子を見てから調整します
Alexa や Google Home との連携はアカウント単位なので、基本的には残ります。ただ、機器を削除して追加し直した場合は、スマートスピーカー側でもう一度デバイスを検出させる必要があります。直したら、各オートメーションを一度手動で動かして確かめます。動かないときはオートメーションが動かないときの確認順を見てください。
まとめ
- 引っ越しでは、アプリからデバイスを削除せず、ハブの Wi-Fi だけ入れ直すのが手間の少ない方法です
- 旧居を出る前に、オートメーションのスクショと新居の 2.4GHz 帯の Wi-Fi 情報を控えます
- 新居ではハブを先につなぎ、ダメならリセットして追加し直します。ハブミニはリセットしてもリモコンやシーンは消えないとされています
- ロックとカーテンは付け直したあとに校正し直し、替わった家電のリモコンは登録し直します
- 位置情報・日の出日の入り・温度のしきい値は、新居に合わせて見直します


