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SwitchBot ハブに赤外線リモコンを登録できないときの確認順:距離・照明・カスタムモード

公開 2026-10-13読了 6 分

Photo: Jakub Zerdzicki / Pexels

この記事でわかること
SwitchBotハブにリモコンを登録できないときは、赤外線リモコンか→距離と押し方→光→登録モードの順で確認します。スマートラーニングで失敗しても、ボタンを1つずつ学習させれば登録できることがあります。

SwitchBot ハブを買って最初にやるのが、家電リモコンの登録です。ところが、スマートラーニングで何度ボタンを押しても反応しない。登録はできたのに、一部のボタンを押しても家電が動かない。こういうつまずきはよく聞きます。

先に結論です。登録できない原因は、おおむね「そもそも赤外線のリモコンではない」「距離・向き・押し方」「登録のモードが合っていない」のどれかです。確認は次の順番が無駄がないと私は考えています。

  • 赤外線リモコンかを確かめる。電波式や Bluetooth のリモコンは、ハブでは学習できません
  • ハブの正面に近づけて、ボタンは1回だけ短く押す。長押しは失敗のもとです
  • 強い光を避ける。窓際の直射日光や照明の真下で試していないかを見直します
  • モードを変える。スマートラーニングでダメなら、機種を選ぶ方法、ボタンを1つずつ学習させる方法の順に試します

最初に確認:そのリモコンは赤外線か

SwitchBot ハブがリモコン代わりになれるのは、赤外線で信号を送る家電です。ハブはリモコンの赤外線を受け取って記録し、同じ信号を送り直す仕組みなので、電波式(RF)や Bluetooth で通信するリモコンは学習できないとされています。

テレビやストリーミング端末のリモコンには、赤外線と Bluetooth を併用するものもあります。電源や音量は赤外線、音声入力などは Bluetooth という分担の機種では、ハブで学習できるのは赤外線のボタンだけです。

見分け方としては、スマホのカメラ越しにリモコンの先端を見ながらボタンを押す方法が知られています。赤外線リモコンなら、発光部が点滅して見えることが多いとされています。背面カメラで見えにくい機種もあるので、見えなければ前面カメラでも試してください。

カメラで点滅が見えないときは、リモコンの電池も疑います。電池が弱ると赤外線も弱くなり、家電は反応するのにハブ側ではうまく受け取れない、ということが起こり得ます。新しい アルカリ乾電池(単4形)など、リモコンに合う電池に替えてから学習し直すと、それだけで通ることがあります。

距離・向き・押し方:学習は「近く・正面・1回だけ」

SwitchBot の公式ヘルプ(ハブミニ向け)では、スマートラーニングのときはリモコンをハブの正面(ランプのある側)に向け、ボタンは1回だけ押し、押し続けないよう案内されています。私が確認するのは次の3点です。

  • 距離:学習のときは、離れて押すより近づけたほうが確実です。数cm〜20cm程度まで近づける方法がよく紹介されています。部屋の反対側から押す必要はありません
  • 向き:赤外線はまっすぐ進むので、リモコンの先端とハブの受光部を正面で向かい合わせます。受光部の位置は機種で違うので、取扱説明書で一度確認してください
  • 押し方:家電を操作するときと同じく、短く1回です。長押しすると信号が繰り返し送られ、うまく記録できないことがあるとされています

家電を「操作する」ときの距離と、「学習する」ときの距離は分けて考えます。たとえば SwitchBot ハブ2は、送信の最大距離30mに対して受信は15mとされています(いずれも理論値)。受け取る側のほうが条件が厳しいので、学習のときは手元まで近づけるのが基本です。

照明・日光:強い光の下では受信が乱れやすい

意外と見落としやすいのが光です。太陽光や一部の照明にも赤外線が含まれるため、直射日光が当たる窓際や明るい照明の真下では、リモコンの信号が埋もれて学習に失敗しやすいとされています。

試すときは次の順で環境を変えます。

  1. ハブを窓際から離し、カーテンを閉める
  2. 照明の真下を避ける。可能なら一度照明を消して試す
  3. ハブとリモコンの間に、ガラスや透明なカバーを挟まない

ハブを設置場所に置いたまま学習しようとすると、高い棚の上などで向きも距離も合わせにくくなります。学習のときだけハブを手元に持ってきて、終わってから設置場所に戻すのもひとつの方法です。

モードを変える:スマートラーニング → 機種を選ぶ → 1ボタンずつ学習

SwitchBot アプリでリモコンを追加する方法は1つではありません。公式ヘルプでは、スマートラーニングと機種の手動選択で登録できない場合に、ボタンを学習させるモードや「その他」で追加する方法が勧められています。アプリの版によって表示名は変わりますが、考え方は次のとおりです。

方法仕組み向いている場面
スマートラーニングボタンを1回押すと、データベースから機種を推定する主要メーカーの家電
機種を選ぶメーカー名や型番から選ぶリモコンの型番が分かっている
ボタンを学習押したボタンの信号をそのまま記録するデータベースにない家電
その他(カスタム)家電の種類を「その他」にして、ボタンを自分で作って学習させる扇風機・サーキュレーターなど、上の方法で合わないもの

スマートラーニングはボタン1回で全ボタンがそろう反面、推定が外れると「登録できたのに一部のボタンが効かない」状態になります。公式ヘルプでも、動作しないボタンは、リモコンをハブに近づけて学習し直すよう案内されています。カスタムはボタンを1つずつ登録する手間がかかりますが、赤外線リモコンであればメーカーを問わず記録できるのが強みです。

エアコンは注意が必要です。エアコンのリモコンは、ボタンを押すたびに温度・運転モード・風量をまとめて送る方式が一般的とされています。そのため、ボタンを学習させる方法で「冷房27℃」を登録すると、そのボタンはいつ押しても学習したときの設定で動きます。よく使う設定(冷房27℃、暖房22℃、停止など)をそれぞれ1つのボタンにしておくと、オートメーションからも呼び出しやすくなります。

ここまで試してもダメなら、アプリとハブのファームウェアを最新にします。公式ヘルプでも、ハブの設定画面からファームウェアを確認・更新する手順が案内されています。ハブがオフラインだと登録自体が進まないので、その場合は先にWi-Fi の2.4GHz帯の記事を見てください。

登録はできても、家電がハブから見えない位置にあれば操作は届きません。部屋が分かれているなら、2台目に SwitchBot ハブミニ(Matter対応)を置く手もあります。ハブ選びはハブミニ・ハブ2・ハブ3の選び方にまとめています。

まとめ

  • 確認の順番は 赤外線リモコンか → 距離・向き・押し方 → 光 → 登録モード です
  • 電波式や Bluetooth のリモコンは学習できません。スマホのカメラで先端の点滅を見て判別し、点滅が弱ければ電池を替えます
  • 学習は、ハブの正面に近づけて、ボタンを1回だけ短く押します。長押しはしません
  • 窓際の日光や照明の真下を避けます。学習のときだけハブを手元に持ってくるのも手です
  • スマートラーニングでダメなら、機種を選ぶ方法、ボタンを学習させる方法、「その他」で1つずつ登録する方法の順に試します。エアコンは学習したときの設定がそのまま再現される点に注意します
編集人(本業: IT) 賃貸で暮らしながら、工事なしでできる範囲を試しています。使わなくなったものも書きます。